日商簿記2級の試験の攻略法が知りたい!
こんな方の疑問を解決していきます。
日商簿記2級の攻略法・時間配分
問題の構成
大問1 20点 商業簿記 仕訳問題5問程度
大問2 20点 商業簿記 固定資産、有価証券、連結会計、株主資本等変動計算書など
大問3 20点 商業簿記 総合問題(賃借対照表、損益計算書、精算表など)
大問4 28点 工業簿記 仕訳3問程度+(勘定問題、勘定連絡図、製造間接費配賦など)
大問5 12点 工業簿記 標準原価計算、直接原価計算、CVP分析など
点数の取り方
結論から言うと、大問1.4.5で最大限ミスをせず、大問2.3で途中点を稼ぐイメージでいきましょう。これが1番しっくりきました。
では、細かく説明していきます
大問1(20点)
まず大問1は満点もしくは1ミスを目指して練習しましょう。ここで2ミスはかなり痛手です。時短で解ける上に一問4点も稼げますからね。
そのために仕訳の問題を解きまくりましょう。そして、苦手な問題をチェックしておいて、そこを何回も解き直しましょう。
大問2(20点)、大問3(20点)
ここに関しては途中点を稼ぐイメージです。
大問2.3は完答するのがかなり難しいと感じました。しかし、半分以上をとるのはまあまあ楽というイメージです。
例えば、大問3の表問題は根本的な表に対する理解がなくても、とりあえず空白埋めていくとそれなりに点取れてるって感じです。
大問4(28点)、大問5(12点)
まず、仕訳3題程度が12点満点ですので、満点を取りましょう。大問1の仕訳に比べるとだいぶ簡単な仕訳という印象です。
大問4のもう1問(勘定問題と勘定連絡図が出題されることが多い)は最初のうちは少し苦手意識を覚えるかもしれませんが工業簿記の流れ(連絡図)をきちんと覚えて対策すればなんてことないです。逆に連絡図では無く、製造間接費の配賦が出たら簡単なのでラッキーって感じですね。
大問5は標準原価計算、直接原価計算、CVP分析ですが、これもちょろっと練習すれば難なく解けるようになります。
工業簿記の大問4.5を練習していて感じたことは、商業簿記に比べて、勉強時間に対しての得点力の伸びが高いんですよね。コスパが良いんです。出る問題の幅も商業簿記に比べると狭いですしね。
時間配分、解く順番
大問1(10分)→大問4(15分)→大問5(10分)→大問2(20分)→大問3(25分)→見直し(10分)
僕のおすすめはこれです。
大問1は1問2分を目安に解き、文を読んでピンとこなければすぐ飛ばして、最後の残った時間に解きましょう。
大問4.5は、練習で何回も解いていると得意になりやすい分、ケアレスミスに注意しましょう。きちんと文章を読むこと。これが大事です。
大問2.3はとりあえず部分点を狙うという気持ちを持ちましょう。大問3の方がコスパがいいので、大問2でしばらく悩みそうだなと感じたら、切り上げて大問3にいって後回しにしましょう。
最後に
みなさんの参考になれば幸いです。
ではまた!